原田ともゆきの「クレーム ヴォラン 珍道中!!」 VOL-4

2003年5月22日(木) プーケット滞在4日目


あ〜今日はちょっと遅くまでねてられるぅ〜って言っても8時にはロビー集合だから、それまでには朝食済ませて、トイレも済ませておかなきゃね!朝食はこの前は洋食中心だったから、今回はタイメシ中心でいきました・・・タイ粥が旨い。しょうがやパクチが入っていてダシが効いてて、お代わりしちゃったよ。ロビーに集合してまもなくガイドさんが迎えに来ました。今日は予定がめじろ押し・・・1日オプショナルツアーでいろ〜〜んな体験をしちゃう日です・・・先ずは車でプーケットの3つのビーチが見渡せる展望台に行きました・・・カタビーチ、カロンビーチ、そして我らがパトンビーチまで見渡せます。 [photo#16]
[photo#16]
その後は今回の旅行ですごく楽しみにしていた「象乗り」です。駐車場に着いてほんのちょっとだけ山に入ると象に乗るためのプラットフォームがあって、これが結構高いんだぁ・・・虫よけのスプレーをしてもらって、いざ象の上にくくられたベンチに乗ります。 [photo#17] [photo#18] 玉座に座っているみたいだけど、でっかい象の上にただ単に「くくられているだけ」の椅子に座って坂道だらけのゴム園の中をのっしのっし歩かれるとけっこう恐い・・・特に下り坂は恐い・・・高い上にゆっさゆっさするから、キクはぎゃーぎゃー言ってた。象使いの少年が象の首の上に座って、足で耳の裏をコチョコチョやって象を操っているらしいけど、人間ほどは言う事を聞かないから、あっちで道草喰って、こっちでウンコたれて・・・きまぐれ象さんでした。 30分の象乗りはアッと言う間に終わっちゃった・・・せっかく象に慣れて来たところなのに。
[photo#17]
[photo#18]
この象園では他にいろんな動物を飼っていてそれも見れます。名前は解らないけど可愛いお猿さん [photo#19] は木につながれているからいいけど、ワニは簡単な囲いにいるだけで今にも出て来そう・・・覗き込んでたら「バシャア〜」とか身をひるがえして・・・ビビったぁ!その隣は大蛇・・・人を食べる事もあるって言ってたけど、ここの檻も蛇さんがちょっと頑張るだけですぐ破壊できそうだよ!いいの?・・・そして僕らは小象といっしょに写真を撮ってもらって [photo#20](ゴメン、オイラ、写真屋さんが撮ったやつ買わなかった・・・ケチかな?・・・だからこの画像は写真屋さんが撮ってる横にいたガイドさんにデジカメ渡して撮ってもらったやつです・・・写真屋さんごめんよぉ・・・)
[photo#19]
[photo#20]


その後お猿さんが椰子の実を採るのを見学。プロのお猿さん(?)は1日400個も椰子の実を採るらしい・・・凄いと思った。それから水牛の背中にまたがって「ンモォ〜」ってやったり[photo#21] 白くて背中にコブのある水牛が引く牛車に乗ったりした。 [photo#22] ガタゴト揺れて大笑い・・・乗り心地はさすがに良く無いよね・・・それから今度は四輪駆動のジープに乗って5分ほどで「蛇ショー」の会場・・・中に入ると土俵の小さいのがあって、そこに蛇が3匹と蛇使いがひとり入ってます・・・って、もう始まってんジャン・・・急いで土俵のまわりにある仮設スタンドみたいな席の上段に座りました。 だって上段じゃないと蛇が来そうなぐらい土俵に近いんだもん・・・ほんとにビビったよ。 土俵は直径約6m、深さは約60cm、それだけです・・・まわりにアミの囲いとか「なんにも」ありません。そこに大蛇が「シャーッ、シャーッ」ってカマ首持ち上げているんだから、もう恐怖のひととき・・・特にキングコブラがスゴイ!・・・3mはあるね。 しかも白っぽいし、毒はたっぷりありそうだし「毒の牙は抜いてないですよ〜」って目の前まで見せに来なくていいっつーの・・・ニシキヘビをオイラとカズの足に巻きつけてくれて「マッサージ、マッサージ」って、締め付けるのもビビったけど[photo#23] そのコブラとキッスする蛇使いもすごい・・・[photo#24] 「昼間は蛇にキッス、夜はパトンで女子にキッス。」とか英語の早口DJが言ってたけど、笑えないから・・・今度行く機会があったら、その時もこの蛇使いさんがちゃんと仕事してますように、アーメン!・・・。出口で記念撮影ですが、これまたホントに普通の道路に出る出口です・・・そこに大蛇を持ち出して撮影だよ・・・蛇が逃げたらどうすんの!?・・・このころはもう蛇に慣れて来て触っても全然平気・・・あっ、冨田さんはまだダメみたいです。 [photo#25]


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蛇の館を後にして今度はプーケット島を車で出てタイ本土に向かいます。プーケットと本土は橋でつながれているんだよね・・・アッと言う間に本土です。 車は1時間ぐらい走ったかな!?(またもや爆睡ぶっこいた)洞くつの中に涅槃仏があるお寺に着きました。 [photo#26] その時は猿も沢山いて楽しい!・・・とか思っていたが、今思えばここから「洞くつ冒険」の始まりだったようです。 お寺を後に車で10分ぐらいで船着き場に到着。ここでロング テール ボートって言う、細長〜いエンジン付きのボートに乗り換えます。 [photo#27] まわりはマングローブのジャングルで水は濁っていて、切り立った断崖が目の前にせまって、まさに秘境って感じ・・・風がキモチイ〜とか言ってる間に「パンジー島」 [photo#28] に到着・・・ここでランチです。 普通のレストランじゃないよ!って言うのもここは島です。 しかもモスリムの人が追われて逃げた島です。 平たんなところが無いから海上に杭を打って水上生活者として生計を立てているところです。 と、言ってもスラムではなく、ベニスみたいな感じのところです。ボートは直接レストランの桟橋に着いて、そのまま水上レストランへ入ります。 もちろんシーフード!・・・白身魚のナンプラー風味の煮付けとか、辛いさつまあげとか、野菜炒めとか、スープとか旨かった。 [photo#29]
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[photo#28]
[photo#29]
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ゆっくりしたランチタイムの後は、お待ちかねの「シーカヌー」へGO!・・・入り江に止めてある船からゴムボートのカヌーに乗り込みます。 [photo#30] もちろん漕ぎ手はいるからラクチンなんだけど、水の苦手なオイラは蛇より恐かった。 海に漕ぎ出すんだけど、まわりは海と断崖のみでその断崖の水面すれすれに小さな小さな「穴」があいていて、なんとその穴にボートごと入っていきます・・・もちろん座ったままでは入れませんので、ボートの上で寝転びます・・・それでも鼻先が岩で大根おろしみたいにガリガリってなりそうです。「絶対無理だってば、あんな穴に入れないって・・・」みたいな所に平気で入って行きます。 [photo#31] 写真の後ろにある穴がその穴です・・・普通無理でしょ・・・でも中に入ると静寂の世界で空気が止まった感じがします。セミがやかましく鳴いているんだけど、それがかえって静寂に拍車をかけるんです・・・う〜んうまく伝えられないけど、山寺にでもいる感じっていうのかなぁ・・・岩にしみ入るセミの声ってのがよ〜くわかった気がする。「あ〜、心が洗われるぐらい静かだねぇ、セミの声と水をかくオールの音しかしないぇ・・・」って冨田さんに言ったら「あと、おまえの声な!」って言い返しやがった!・・・冨田さん、もっともでございます・・・ガイドさんに言われてた通りにボートからロング テール ボートに乗り換える時にボートの漕ぎ手に一人当り50バーツのチップをあげたけど、日本\で\150でしょ! ?そんなんでいいのかなぁ?・・・

洞くつくぐりが終わったら今度はジェームス ボンド島へ移動します。(ホントに盛り沢山のツアーだ!) [photo#32] 昔に007の撮影があって、この島(と言うより岩)のまわりをジェームス ボンドが水上スキーで滑るシーンがあるけど、それの撮影に使われてからジェームス ボンド島って呼ばれるようになったみたいです。 水面のところが細くなっていてバランス悪そう・・・いずれは倒れるのかなぁ?帰りのロング テール ボートを降りる時に桟橋のところで突然のスコール!!・・・それはもうスゴイのなんのって・・・向こうの山がちょっと暗くなったかな?、とか思ってるうちに「ザーッ! ザーッ! ザーッ!」全開のシャワーを浴びたようです・・・でもバスに慌てて乗り換えてちょっと走るうちに、もう快晴! 道路もぬれてないんだよね・・・南国って変・・・そのまま猛スピードでホテルへ直行・・・そんなにスピード出すと危ないっつーの・・・

ホテルに帰って来たらまだ陽は高くて、それじゃあ、って感じでプールへ直行・・・カズとタクも来ていて写真とか撮りながらプールサイドでのんびりしてました。あっ! そうだ、洗濯物を取りに行かなきゃ・・・と思って急いで着替えて、洗濯屋さんに行くと、もう出来上がっていて、伝票も出してないのにお姉さんは中から裸足でビニール袋に入ったオイラの洗濯物を持って出て来た・・・しかもお姉さん超スマイル・・・感じイイね・・・言葉が通じなくてもとにかく笑顔でさえいればお互いなんとなくイイ感じになるよね。あ〜東京のコンビニのバイトの女とかに見習わせたいよ。

ホテルに帰る時に昨日のレストランカフェをちょっと覗いたら、やっぱり冨田さんがビール飲んでた・・・オイラは本日の夕食のレストランへ行って予約を入れます。・・・と行っても今夜はホテルのレストランでバフェの夕食です。
実はこの夕食、今回の旅行の予約を入れさせて頂いた旅行会社からのプレゼントだったのです。担当してくれた柳沢さん、ありがとございます(多謝)!!
6時半にレストランに入って7人で丸テーブルに案内されて飲み物たのみました。 オイラはパトンパラダイスってベタな名前のカクテル頼んだら、生のパイナップルがグラス代わりになってフルーツだの花だの刺さっていてなんだか妖怪村みたいなのが来ました・・・味はココナッツとパイナップルの味で美味しいけど、夜にレストランで飲むよりも昼間にプールサイドで飲む感じだった・・・とか思ってるウチに誰もいない??・・・さすがにバフェ。アッと言う間にみんな食べ物取りに言っちゃった・・・お刺身もあったから、たくさん山盛り取ってテーブルに戻ると、すでにテーブルで食べ始めてる冨田さんが振り向きざまに「刺身があったからちょっとだけ取って来たけど、タイで刺身とか食べて大丈夫かな・・・あぁ!?」・・・と言うと同時にオイラの山盛り刺身を見て大笑い・・・安心したのか美味しそうに食べはじめました。今日もお腹一杯・・・
[photo#32]
ちょっと早めの夕食だったので、早めに夜の街に繰り出します。オーシャンプラザ(イトーヨーカドーもどき)の地下がスーパーマーケットになっていて、そこでインスタントラーメンやらカシューナッツとか、チョイ物をたんまり買い込みました。その後スタッフみんなで「はこね」って名前のマッサージに行きます・・・でも冨田さんはいつものマッサージに行くと言うので、ここで取りあえずバイバイしました・・・いつものマッサージはホテルのそばだから、
スーパーで買い込んだ大きな荷物も部屋に持って帰ってくれるというので(優しいね)渡しちゃいました。「はこね」は2時間で300バーツ(\900)だけど、時間がもったいないから1時間200バーツ(\600)のコースにしました。 カズとタクはオイルマッサージで、ウチのスタッフの女子達とオイラはタイマッサージを受けました・・・またもや極楽の世界・・・1人ずつカーテンで仕切られた所でやるんだけど、オイルマッサージは全裸ちゃんになるらしいです・・・恥ずかしいかな?・・・とか思ったけど聞くところによると「恥ずか気持ちいい」らしくて気にならないみたいです。オイラはタイマッサージでTシャツとタンパンに着替えるから(残念ながら)マッパじゃないのでアキと一緒にやってもらいました・・・時にやさしく時に強く・・・う〜〜ん幸せ!・・・隣のアキも口を半開きにして完全無防備な顔してる・・・写真撮りたかったぁ・・・
身体が軽くなったところで、女子達はまたもやショッピングと言ってパトンの街に消えて行きました。オイラはカズとタクと三人で海沿いの道をぶらぶらしてケンタッキーでちょっと休憩・・・なんとなくポケットを探ったら「あ〜〜っ!」ホテルの部屋の鍵を持ってましたぁ〜・・・って事は、荷物を持って帰ってくれた冨田さんは部屋に入れないいいぃぃぃィィィ〜〜・・・急いでトゥクトゥク(乗り合いタクシー、50バーツ)を飛ばしていつものマッサージ屋に行くと、案の定たくさんの荷物の中で夢心地になっていました・・・冨田さ〜ん、オイラの荷物まで持ったままフットマッサージ受けさせてゴメンよぉ〜・・・直ぐに荷物をホテルの部屋まで持って上がって、さてオイラは冨田さんがマッサージ終わるまでにソムタム(青パパイヤの辛いサラダ)を食べてようか!・・・と思ったけど、どこで買うのがいいか全く分からないから、マッサージ屋さんの前に客待ちしてるお店のスタッフに聞いたら、歩いて10分くらいのところの屋台が美味しくて量もたっぷりらしい。 そしたらたまたま遊びに来てたスタッフの友だちが「あ〜ら、それならアタシ、バイクで来てるから2ケツで行ってあげるわよ!」って言ってくれたんで、お言葉に甘えてバイクの後ろにメットもなしで危険な2人乗り・・・オイラがギャーギャー騒ぐから時速30kmでゆっくり走行してくれました・・・それでも発進時に「ギゃー!」停止時に「おわ〜っ!」とか言うモンで、さすがに笑ってた。屋台ではオイラ用にトンガラシ1本で作ってもらったのと、お土産用にタイ人が普通に食べる用にトンガラシ5本の2つ作ってもらって、またもや2人乗りでマッサージ屋さんまで帰ると、お店の人がお皿とフォークと水を持ってきてくれたんで、お店の前でちょっとしたパーティーになりました。「カニが入っていて旨〜い!」ってマッサージ屋さんのオーナーも言ってた。中からオイラの行動全てを見ていた冨田さんは「店の前でベラベラ話し込んでたと思ったら、急にバイクの後ろに乗ってどっか行っちゃうし、帰って来たと思えばお皿とかもらって道ばたでタイ人と一緒に何か食べ出して・・・まったく同化してるよね」って言ってた・・・う〜ん、そう言われたらそうカモ・・・さっき夕飯食べたばかりなのに辛いソムタム食べたら胃が刺激されて、小腹が空いて来た・・・冨田さんに問いかけたら、もちろんニコニコ!! 道ばたのタイラーメンの屋台にGO!・・・ここのラーメンは緑色の中華麺もあってワンタンもたっぷり入れてもらって、カリカリした揚げブタも入っていて、激ウマ! 冨田さんは2杯食えそうって言ってた・・・それくらい美味しいんだと思ってたら帰り道、別の屋台でソーセージも買い喰いしてたからホントに2杯喰えたんじゃん・・・



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